今秋に1985年の日航機墜落事故を題材にした山崎豊子の名作「沈まぬ太陽」が映画化されます。これまで、航空会社側の協力を得られないうえ、他のスポンサーも付かないとの理由で映画化、ドラマ化は不可能とされてきましたが、とうとう実現となったようです。
で本題ですが、沈まぬ太陽の映画化はJALの不振も手伝って、JALの破綻を意味するのではないかと最近思うようになりました。これまで、抵抗勢力が大きすぎて映画化は不可能だったが、JAL破綻へのGOサインを出す人が増えてきたのかもしれない。全日空の策略と考えるのは飛躍しすぎかな??
今日の日経新聞
全日本空輸は1日、7月に1500億円規模の公募増資をすると正式発表した。航空機購入などの投資資金を確保するとともに、市場からの自力調達で財務基盤を強化する。一方、日本航空は当面は公的な資金に頼らざるを得ない状況で、両社の財務体質の格差が一段と広がりそうだ。
「我々は自らの足で立っていく」。全日空の岡田晃上席執行役員は大型増資に踏み切る背景をこう語った。発行済み株式数の約28%に相当する5億3750 万株を国内外で募集。増資額が目標の1500億円に達すれば、有利子負債を自己資本で割った倍率(DEレシオ)は2009年3月末の2.8倍から約2倍に改善する見込みだ。
JALの指標をyahooファイナンスで確認。

PBRが約35倍…
東証一部の平均が1倍程度ということを考えると異常な数値です。成長力が期待されているとされる任天堂、ファーストリテイリングでさえ3〜5倍です。航空業界の成長力はどんなに大きく見積もっても東証一部の平均くらいだと思うので、逆算して当てはめると理論株価は6円くらいになります。で、さらに2008年に普通株に転換できる総額1500億円のMSCBも発行していますので、それを加えるともう目も当てられません。まー紙キレですね。
浮動株比率が高いので、支えているのは個人ってことになるのでしょうが、持っている人がいるならさっさと売却したほうが良さそうです。